夜の知識

海外のバーでは定番?!「モクテル」とは?

聞きなれない言葉の「モクテル」って知ってますか?
前回海外の最新のお酒・カクテル事情について書きましたが、「モクテル」も海外では数年前に爆発的に大流行。
そしてその波はとどまらず、2016年以降もレストランやバーには欠かせないワードの一つとして挙げられるほどに。

その証拠にInstagramで#Mocktail #Mocktails と検索すると(2016年11月現在)、
#Mocktail  約17万件
#Mocktails 約12万件
とそれぞれ膨大な件数の写真が出てきます。

Shivankita Dixit👑さん(@shivankitadixit94)が投稿した写真

Marta Yanci Serranoさん(@martaskitchn)が投稿した写真

対し、
#モクテル 約200件。

 

Mocktailとは?

iram imtiazさん(@iramxi)がシェアした投稿


Mock(マネ、模造、偽の) + Cocktail(カクテル)
を組み合わせた造語。偽のカクテルとは、つまりノンアルコールカクテルのことです。

火が付いたのは2013年ごろイギリスのロンドンと言われています。近年のお酒の流行発信地はアメリカよりイギリス発祥がとても多いですね。
海外ではお酒を作るうえで、数年前からフレッシュなフルーツや香辛料を使ったり自然由来のものを取り入れています。
今までのリキュールやシロップよりも健康的だと言われており、お酒にもボタニカル志向の波が。
そういう事情も相まって、カクテルをつくる材料の幅が広がってレシピが多様になり、モクテル作りも活発になっているのです。

 

 

海外で飲まれているモクテル

1、アップルモックジート

Redemption Barさん(@redemptionbar)が投稿した写真

ロンドン初のノンアルコールカクテル専門のバーと言われている「Redemption」の人気モクテルの一つ
http://redemptionbar.co.uk/

レシピ
引用:Muddled apple presse, fresh mint and lime, served over ice and topped with soda
すりつぶしたリンゴ、ミント、ライムを混ぜて氷を入れて、ソーダで満たす。(テキトーな訳ですいません)
※ちなみにこのお店で一番人気は「Coco-Tinis(ココティーニ)」というモクテルなのですが、公式の写真が中々出てこないので(削除しているのかな??)気になる方はここで
参考サイト:Time Out
(レシピを調べる限り、2枚目の写真の左から2番目)

 

 

2、シャーリーテンプル

Craigersさん(@iamcraigers)が投稿した写真


どの海外サイトを見てもトップクラスに紹介されている人気モクテル。
参考サイト例:VoucherCloudTopYaps
昔からある有名なノンアルコールカクテル。日本でもかなり認知度があり、お家で作るのも簡単です。

レシピ
グレナデンシロップ 20ml
ジンジャエールかレモネード 適量
ここに書いているのはカクテルブックに記載されている最低限のレシピなのですが、色んなサイトのレシピを見てもアレンジが様々なので、自分で作る際はお好みの材料・分量で。
それにしても、ジンジャエールかレモネードはヒドい。笑

 

 

3、バージン・ボンベイ・コラーダ

Harjinder Kaurさん(@harjinder3011)が投稿した写真


The Best Mocktails in London Bar と題された記事で紹介されているThe Permit Roomというバーのモクテル。
このThe Permit Room、他にもWorld’s Best Barsというサイトにも載っていたので有名なのでしょう。

材料はコリアンダー、チャイのシロップ、などなど。ココナッツクリームがベースなんだとか。

 

色々調べた海外のモクテルを本当はもっと載せようと思ったのですが。。
開発が盛んなのか、種類多い!色々混ぜすぎ!勝手に名前付けすぎ!飽和状態のモクテル!!
次の項目では、定番のノンアルコール!日本のバーやクラブでも楽しめるようなモクテルを紹介します。

 

 

日本で飲めるモクテル

1、セーフ・セックスオンザビーチ

👽 Nyári Alexandra 👽さん(@nyr.alexa)が投稿した写真


スタンダードカクテル入りを果たしている日本でも知名度の高いカクテル「セックス・オン・ザ・ビーチ」のモクテルバージョン。
海外の人気のモクテルランキング入りを果たしています。ピーチネクター、クランベリージュース、パイナップルジュースで完成。
やっぱりレシピが簡単で、材料が揃いやすく定番の方が人気なのかもしれないですね。
お好みでマラスキーノチェリーやカットオレンジを入れると雰囲気がでます。

 

 

2、シンデレラ

Upstairs Rooftopさん(@upstairsrooftop.bucharest)が投稿した写真


名前がなんとも可愛らしいモクテル。お家で作れるモクテルとしても海外では人気。
参考記事:VoucherCloud
ただ、男性が頼むのは気が引けてしまうような名前ですね。笑
オレンジ・レモン・パインジュースと使用頻度の高い材料をシェークして作るので、どこでも飲めます。
海外のシンデレラの写真を調べると、グラスの底が赤くグラデーションになっているものも多数見つかるので、グレナデンシロップを沈めてテキーラサンライズみたいに見た目もオシャレにしているのだと思います。
海外のレシピではライムを絞るので、お好みで。

 

 

3、サラトガクーラー

rika♪さん(@kumkum_woo)が投稿した写真


どこのランキングにも入ってないですが、筆者一番お気に入りのモクテルなので紹介。笑
ジンジャエールにライムジュースと砂糖を入れたシンプルですぐ作れちゃうモクテルですが、お酒を飲んでるような感覚に陥るような不思議な味がします。
見た目・味・名前もカクテルっぽいので、飲めないけど周りの雰囲気を壊したくないシチュエーションなどによく飲んでいます。
ミントを入れるとライムと相まってスッキリさが引き立ちます。

 

 

今後のモクテル

Ruby Dooさん(@rubydooparties)が投稿した写真


海外では流行りを通り越してスタンダードになりつつあるとのこと。
その背景にはSNSによる健康志向のあおりや、世界的にも若者のお酒離れがあるみたいです。
モクテルの魅力は人や場所の制限がないことです。この写真のように楽しく子供たちと一緒にモクテル作りをしたり、お酒の飲めない人がバーで友達と雰囲気を楽しめるようになったり。
車の運転を控えている時など、エナジードリンクを使ったモクテルなんてあったら助かりますよね。

 

バーに行くのに入りづらいといった声をときどき聞きますが、こういうモクテルの波が活発になれば裾野が広がり、幅広い人たちに楽しんでもらえる場所になるのではないでしょうか。
バーの担う役割が時代とともに変わらなければいけない、シリアスな話でした。笑

 

 

立花 勇人

立花 勇人

投稿者の記事一覧

当サイト管理人。
某有名ジャズクラブで働いた後、飲み歩いていたバーでスカウトされ、色んなバーで働く。
ジャズクラブで培ってきたカッチリした接客とはまた違う接客に、軽いカルチャーショックを受けながら様々な接客スタイルを学ぶ。
その後はバー・クラブ・企業のイベントブース等、個人でまわる。

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