夜の知識

バーのレベルを判断できる、本当のお酒とは?

お店のレベルを判断するのに、ジントニックを頼めというのはよく聞くフレーズです。

しかし、これは半分正解でもあり半分間違いでもあります。
なぜならジントニックの細かい味の違いや作り方など、本当にわかる方ってどのくらいいるのでしょうか。
実はジントニックよりも、もっとシンプルで分かりやすくお店のレベルを判断できるカクテルがあります。

初心者でも容易に判断が可能な、そのカクテルの正体とは?

 

 

 

そのカクテルは「モスコミュール」!

Bishopさん(@girth_brookes)が投稿した写真

そのカクテルは、誰でも知ってるポピュラーなカクテル「モスコミュール」です!

モスコミュールの標準レシピは
・ウォッカ 45ml
・ジンジャエール 適量
・ライムジュース 15ml

となっていますが、実はこだわればこだわるほど細かく気を付けるところがジントニックよりもたくさんあります。
なんとそれが初心者でも視覚的にわかりやすい点がたくさんあります

モスコミュールのどの点に注目すれば判断できるのでしょうか?

 

 

 

1、甘口か、辛口か?

Robertさん(@_enjoui_)が投稿した写真

店員がモスコミュールのオーダーを受ける際に、ウォッカと割るジンジャエールが甘口と辛口のどちらがいいかを聞いてくれるところがあります。
辛口のジンジャエールというのは日本人の口に合わないのか、なかなか使用頻度が少なく冷蔵庫のスペースをまあまあ取るクセ者です。笑
そのせいか、効率重視なお店であれば辛口は置いていません。
もし甘口か辛口か好みを聞かれたら、そのお店がジンジャエール一つを取ってもこだわって用意してくれ、効率重視ではない気合いの入ったお店と言えるでしょう。
※オリジナルレシピではジンジャエールではなくジンジャービア(主にショウガと砂糖を発酵させたドリンク)を使うのですが、日本では入手困難なので、使われるバーは滅多にありません。

 

 

 

2、カットライムがどのくらい入っているか?

Sanaullah Marwatさん(@marwatsanaullah)が投稿した写真

ライムはかなり仕入れ単価が高い材料です。
そのライムがどれだけの量が入っているのかもポイントの一つです。クラシックなレシピはカットライムを2分の1カット(ライム半分)入れるという記述があります。しかし大抵のお店では8分の1カット~16分の1カットが多いです。(仕入れ値との兼ね合い)

4分の1カットを入れてくれるお店に筆者は出会ったことがありますが、もし2分の1カットを入れているお店があるならば、お店のお酒に対する比重はかなり高いと言えるでしょう。
※ライムジュースを使うお店もあります。

 

 

 

3、グラスは何を使っているか?

Kevinさん(@bombdadgity)が投稿した写真

主にジントニックなどスタンダードカクテルに使用されるグラスは、タンブラーグラスかコリンズグラスを使用します。このグラスはバーでも特に使用頻度が高く、重宝するグラスです。
しかし、クラシックなレシピではモスコミュールは銅製のマグカップを使用するという細かいレシピが存在します。
銅製のマグカップはモスコミュール以外、なかなか使用頻度が少ないグラスなのですが、オーセンティックバーでは用意してくれているお店が結構多いです。
もし銅マグカップで出てきたら、そのお店はクラシックスタイルを守り、お酒一つ一つの雰囲気も大事にするお店と言えるでしょう。

 

 

 

最後に注意点!

Анна Швецова 😏さん(@anntheskyviewer)が投稿した写真

お店のレベルと一口に言いましたが、ご自身の判断基準がなにかがとても重要です。
今回はお店がお酒に比重を置いているかと、クラシックスタイルかどうかにスポットライトを当てています。
現代風なおしゃれなダイニングバーやカフェで上記のことを求めるのはお門違いです。

お酒の味、お店の雰囲気、バーテンダーの話術。お店一つ一つそれぞれのスタイルがあり、どこに比重を置いているのかも様々です。
他のお店のスタイルやネットの情報を基に、無理なレシピのオーダーをしたり他店との比較のクレームをつけるのは、お酒をたしなむ場ではとても恥ずかしい行為なので、ご注意を。

次のナイトライフの記事ではバーでの作法や、絶対にやってはいけないNG行為について触れていきます。

 

 

立花 勇人

立花 勇人

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当サイト管理人。
某有名ジャズクラブで働いた後、飲み歩いていたバーでスカウトされ、色んなバーで働く。
ジャズクラブで培ってきたカッチリした接客とはまた違う接客に、軽いカルチャーショックを受けながら様々な接客スタイルを学ぶ。
その後はバー・クラブ・企業のイベントブース等、個人でまわる。

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